排水口つまり体験談

私は、一人暮らしを始めてから5年になります。最初の頃は、掃除を怠ることが多く、お風呂の排水口のつまりに何度も悩まされました。特に、髪の毛が原因のつまりが多く、排水の流れが悪くなるたびに、憂鬱な気分になっていました。最初は、市販のパイプクリーナーを使っていましたが、効果は一時的で、すぐにまた詰まってしまうという繰り返しでした。また、パイプクリーナーの独特な臭いが苦手で、使用する度に換気を徹底する必要があり、面倒に感じていました。ある日、インターネットで調べていると、重曹と酢を使った排水口の掃除方法を見つけました。重曹と酢は、環境に優しく、安全に使えるということで、試してみることにしました。排水口に重曹を1/2カップほど入れ、その上から酢を1/2カップほど注ぎました。すると、泡が発生し、排水口からシューという音が聞こえてきました。30分ほど置いてから、水で洗い流すと、排水の流れが明らかに良くなっていました。しかし、完全に詰まりが解消されたわけではありませんでした。何度か繰り返してみましたが、効果は限定的でした。そこで、次に試したのが、ワイヤーブラシです。ワイヤーブラシを排水口に差し込み、奥までゆっくりと進めていくと、ゴソゴソという感触がありました。何度か出し入れを繰り返すと、大量の髪の毛がワイヤーブラシに絡まって出てきました。それを取り除くと、排水の流れが劇的に改善されました。ワイヤーブラシは、パイプクリーナーでは届かない奥の詰まりにも効果があることを実感しました。しかし、ワイヤーブラシを使う際には、注意が必要です。排水管を傷つけないように、ゆっくりと慎重に作業する必要があります。また、ワイヤーブラシに絡まったゴミを取り除く際には、ゴム手袋を着用するなど、衛生面に配慮することも大切です。その後、私は、排水口のつまりを予防するために、いくつかの対策を講じることにしました。まず、お風呂に入るたびに、ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を取り除くようにしました。また、排水口ネットをヘアキャッチャーにかぶせて、細かいゴミが排水管に流れ込むのを防ぐようにしました。さらに、月に1回程度、重曹と酢を使った排水口の掃除を行うようにしました。これらの対策を実践することで、排水口のつまりに悩まされることがほとんどなくなりました。